まさやのへや。

徒然なる日々を忘れないための備忘録、です。

gacco 観光・レジャー産業のマネジメント 第一週 

gacco


第一週テーマ

『観光・レジャーの特性とイノベーション』



1、観光・レジャー産業の定義と位置付け

 前提:人生における自由時間は22万時間(全時間のうち30%)

 ・レジャーとは?

  自由時間において楽しみを得る充実行為
  ⇒楽しみが充実されれば、今後も様々なレジャーが登場する可能性がある


 ・レジャーの分類

  ①スポーツ部門…ジョギング、テニス、スポーツ観戦 など
  ②趣味創作部門…観劇、読書、テレビ観賞 など
  ③娯楽部門…パチンコ、宝くじ、外食、ゲーム など
  ④観光行楽部門…遊園地、ホテル、海水浴、花見 など
  ⑤その他…SNS、昼寝、ショッピング など


2、レジャー白書にみる業界概要・市場規模

 ・レジャー産業全体では、1996年以降規模が減少傾向にある

 ・2011年以降、観光行楽部門市場規模が増加傾向

 ・スポーツ部門では「登山」「フィットネス」「スポーツ観戦」などが増加傾向

 ・趣味部門では「映画」が盛り返している一方、「テレビ」が急減している

 ・娯楽部門は「パチンコ」が落ち込み、「外食」が伸びている
  ソーシャルゲームは2010年から続伸、競馬も2011年を底に回復傾向

 ・観光部門は全体的に伸びている中でも「ホテル」や「テーマパーク」が好調


3、参加率、潜在需要、休眠率 など

 ・参加率…ある活動を1年に1回以上行った人の割合(15歳以上が対象)

 ≪2014年の結果≫

 1位 国内観光旅行(53.4%) 2位 外食 3位 読書
 ...9位 ウォーキング ...17位 SNS


 ・潜在需要(参加希望率※-参加率)

 ※参加希望率…ある余暇活動を将来やってみたい、
            あるいは今後も続けたいとする人の割合

 ≪2014年の結果≫

 1位 海外旅行(31.4%) 2位 国内旅行 3位 クルージング
 ...13位 登山 14位 海水浴


 ・一人あたりの参加希望種目数
 全余暇活動種目は多様化しても、参加種目は多様化していない(逆に減少している)
 経験があれば参加する傾向があるため、経験を作ることが重要
 

 ・経験率…ある余暇活動を過去に一度でも行った人の割合

  ≪2014年の結果≫

 1位 国内観光旅行(83.9%)


 ・休眠率=経験率―参加率

  ≪2014年の結果≫

 1位 海水浴(54.1%)

 休眠率が高い項目は、「リバイバル需要」が見込める


 ・レジャー活動におけるシニア比率
  美術鑑賞、ゴルフ、観劇、パチンコ などで上昇傾向
  一方、若年層ほど新規参入意欲が高い傾向がある
 ⇒市場開拓には若年層をターゲットにすると効果的


4、レジャー関連データの国際比較

 ・2010年時点の日米韓の余暇総時間比較⇒大きな差はない
 
 ・韓国はテレビ観賞が圧倒的、サウナやジムが上昇傾向

 ≪日米のレジャー時間の差≫

 ・大きく差はないが、強いてあげると日本のテレビ観賞が多い

 ・米国はレジャ参加率が総じて高く、日本の1.5倍以上

 ・市場規模は米国に対し日本は4割程度の水準

 
5、観光統計データにみる業界概要(観光の実態と志向)

 ・世界全体での観光客総数は右肩上がり

 ・受入数の地域別シェアはアジアが伸び欧州が減少

 ・2013年 外国人旅行者数受入ランキングは、
  1位フランス(8,301万人)...27位日本(1,036万人)

 ・2014年の日本は1,341万人の受入と上昇
  理由は円安やビザ発行条件の緩和など複合的要因
  訪問した外国人のうちアジア圏からが79.1%を占める

 ・日本人の海外旅行者数は1,700万人前後で推移
  目的地上位のほとんどが中国韓国

 ・2014年の日本人の希望海外旅行先は10年連続で「ハワイ」

 ・2014年の日本人の国内宿泊観光旅行の回数は1.3回/人

 ・同宿泊数は2.1泊/人

 ・2014年の国内宿泊観光旅行は前年比で4.8%減
  主な要因として、消費税増税(駆け込み需要の反動含む)、
  物価上昇に対し所得上昇が追いついていない、天候不順 など

 ・日本における延べ宿泊者数4.7億人のうち外国人宿泊者が9.5%
 
 ・日本人による観光市場の現況
 ①満足度・再来訪志向ともに高い…沖縄、千葉、大阪、北海道
 ②満足度は高いが再来訪志向低い…島根、青森、鹿児島
 ③満足度・再来訪志向ともに低い…埼玉、茨城、福井、高知、岡山


6、観光・レジャー産業のイノベーションについて

 イノベーション…産業技術の革新や新機軸だけでなく、新商品の導入や
 新市場、新資源の開拓、新しい経営組織の形成などを含む概念のこと

 ①産業構造イノベーション…新規技術の提供で新規顧客層を開拓する
  例)ジャンボジェット機、セントラルキッチン

 ②ニッチ創出イノベーション…従来技術の組替え等で新規顧客層を開拓する
  例)フードテーマパーク

 ③通常型イノベーション…従来技術と従来顧客に対するもの
  例)カプセルホテル

 ④革新的イノベーション…新規技術で従来顧客をターゲットとするもの
  例)通信カラオケ、ネット専門旅行会社

 ※この基準と別に
  「プロダクトイノベーション」「プロセスイノベーション」というくくりもある

 

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